学校が終わったら、また学校。何歳まで児童クラブに行くの?(Wed.20140709)


放課後児童クラブ(学童)、小6までに引き上げ 拡充急ぐ
http://www.at-s.com/news/detail/1097913239.html

 2015年4月施行予定の「子ども・子育て関連3法」で、放課後の子供を預かる放課後児童クラブ(学童)の対象が小学校6年生までに引き上げられ、静岡県内市町が整備計画策定を急いでいる。学童拡充は、女性が働きやすい環境をつくろうという政府の新成長戦略の一つ。小学生の子を持つ親が仕事を続けにくくなるとされる「小1の壁」「小4の壁」打開につながるか、関係者は注目する。
 県内の放課後児童クラブは約560カ所。主に小1~3の約2万2千人が利用し、平日の預かり時間は7割が午後6時まで。13年度の県内待機児童は約360人だが、時間や質などの面でニーズと合わず、申し込みをする前に母親が仕事を辞めてしまうケースも多く、「潜在需要はもっと多い」(県こども未来課)。
 共働き世帯の増加と対象年齢の拡大で今後、学童需要はさらに増加する。15年4月に始まる子ども・子育て新制度に合わせて策定中の事業計画案の中で静岡市は約2400人、浜松市は約3千人増えると推計、5年計画で整備を進める方針で、ほかの市町も需要を推計中だ。
 しかし、指導員のなり手不足は現状でも深刻。県学童保育連絡協議会の小林信好理事長は「受け皿の拡大だけでなく、働く親を持つ子供が安心して放課後を過ごせる学童として質が確保されるか懸念している」と話す。

 

 学校が終わった後に、放課後児童クラブという集まりのようなものに参加する小学生がいるのですね。学校の後にまた学校という感じがする児童クラブですが、2014年の今ではこのようなサービスを利用するのが当たり前なのでしょうか。

 

学童クラブ - Wikipedia学童クラブ - Wikipedia  

 

学童保育 - Wikipedia学童保育 - Wikipedia  

 

 私が小学生だった頃は、学校が終わったら、友達の家に行ってゲームしたり、ゲームセンターに行くことも多かったので(ゲームばかりですが、、)、学校が終わった後に放課後児童クラブのようなところに行くことはありませんでした。

 

 両親は夜の7時頃まで仕事でしたから、学校から帰ったら、その時間までは1人で自宅にいることもありました。カギを通したヒモを首にかけて学校に行っていたので、帰ってきたら自分で家に入り、お菓子を食べながらジュースを飲むとか、テレビを観るとか、そんな生活だった記憶があります。

 

 自分で自宅のカギを持っている子供のことを「カギっ子」と表現するみたいですが、私はそれが普通だと思っていました。周りの友人も自宅のカギを持っていたし、私の従兄弟も自宅のカギを持っていましたから、小学生は自分でカギを持っているのが当たり前という環境でした。

 

 Wikipediaを見ると、さもカギっ子がいると問題であるかのように書かれているけれども、ごく普通のことのように私は感じますが、今では違うのかもしれませんね。

 

 

カギっ子 - Wikipediaカギっ子 - Wikipedia  

 

 家庭内に親(保護者)が不在であり、核家族化、集合住宅等の増加なども相まって、子供が学校から帰宅後に大人の目が届かない状況で放置される時間の増加は、情操教育、社会教育の機会を失わせるものであると考えられていた。また、同時にカギっ子の家庭は、保護者の学校教育への参加や対話に時間的困難が伴うことから、学校における教育と、家庭における教育の乖離が起こりやすい家庭であると考えられていた。(上記Wikipediaより)

 

 何だか凄い問題があるかのように書かれていますが、実際にカギっ子だった私の経験だと、気にするほどの問題は無かったと記憶します。

 

 1人よりも集団生活の方が望ましいと考えるフシがありますが、学校では集団生活を求められているのですから、学校が終わったら1人で何かをしたり、数人の友人と何らかの遊びに興じるのも良い経験になります。集団生活とはまた違った感覚を得られますから、「子供を孤独な状態にしてはいけない」と考え集団生活のオンパレードにするのはかえって小学生にとって良くないと思っています。

 

 もちろん、小学生が単独もしくは数人で行動するとなると、悪い大人が近づいてきて、何か良くないことが起こる可能性もあります。誘拐されるとか、拉致されて殺害されるとか、1人で留守番している家に強盗が入るなどの物騒なことが起こるかもしれない。

 

 しかし、そういう事件に巻き込まれないようにするために児童クラブに行かせられるとなれば、本人は楽しくはないでしょうね。自分が行きたくて行くのではなく、親の都合で行かせられるのですから、塾とか習い事のような感覚になり、行きたくない、行っても面白くないと言う小学生もいるのではないかと思います。

 

 私は集団生活はもう学校でお腹いっぱいという感じで、学校の外で子供がたくさん集まって何かをするというような場所には行きたくないタチでしたので、そういうイベントや集まりのようなものがあっても行きませんでした。ナントカ会とか、ナントカ子ども会とか、何だかよくわからない目的で子供がたくさん集まるイベントというか集会のようなものもあったようですが、学校以外で集団生活するのはイヤだったので、ナンダカンダと理由を付けてそういうものには参加しなかった。

 

 

 小学校に入る前、保育園の時だと、夕方の16時ごろまで子供を預かってもらえるし、電話で保育園に連絡すれば延長保育もしてもらえるので、親は随分と楽だったはず。しかし、小学校に入ると、延長保育はありませんから、決まった時間になると学校から子供が帰ってきます。そのため、子供が帰ってきたときに親が自宅にいなければいけないと思い、仕事を早めに終えて帰宅する人もいるのでしょうね。

 

 小学生の子供を自宅で1人にするのはダメなことなのでしょうか。カギを持たせて、自宅に帰ったらオヤツが用意されていて、それを食べながらテレビを観て、何だか眠くなってきたので寝転がっていたらいつの間にか寝てしまい、起きたらオカーサンもオトーサンも家に帰ってきていた。そんな生活も悪くないと思うのですが、やはり不安とか1人だと寂しいと子供が言うとか、色々と事情があるのでしょうか。

 

 私は1人で留守番となれば、嬉しかったものです。誰も見ていないし、コトコトと何かを言われることもないし、テレビは見放題、寝転び放題、宿題をサボり放題(?)で、1人でいることを楽しんでいましたね。

 

 

 児童クラブは都市部での需要が多いのでしょうね。大阪でも、小学校の校舎のすぐ近くに児童クラブらしき建物があって、学校の校門を出てすぐに児童クラブの建物に入っていく生徒も見られます。

 

 都市部で暮らしていると、知らない人とは話さないのが当たり前で、人と人とのつながりが希薄な感じがしますし、子供の面倒をみてくれる人が近くにいないので児童クラブに参加させているのかもしれません。


 一方、地方都市だと、見ず知らずの間柄であっても、「おぉ、学校終わったかぁ~? おかえり」みたいな感じで知らないおっちゃんが声をかけてくるのではないでしょうか。近所同士、他人同士であっても、妙に慣れた感じで、接触する人が多いように思いますので、このような場所だと児童クラブを利用しなくても誰かが子供をみているような状態になるのかもしれません。


 児童クラブに子供を行かせるには費用が必要で、1人あたり毎月7,000円や10,000円の費用が必要になり、クラブを利用せずに自宅で子供を留守番させている家庭もあるはず。月に7,000円ぐらいになると、塾や算盤、ピアノのレッスンなどの習い事と同程度の費用になりますから、どこの家庭でも利用できるとは限らないでしょう。

 

 そのため、児童クラブ以外の選択肢がないか検討することになります。

 

 児童クラブ以外の方法を考えると、まずはホームセキュリティを利用する方法があります。児童クラブと同様に費用はかかりますが、子供の安全と自宅のセキュリティを同時に求めることが可能ですから、子供の安全のみをフォローする児童クラブよりもお得感があります。

 

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 「ホームセキュリティ」で検索すれば各種のサービスが表示されますから、このようなサービスを使うのも選択肢の1つです。

 

 

 中には、「お金があまりかからない方法は無いの?」と思う方もいらっしゃるはずですから、もっとリーズナブルな選択肢もあります。

 

 それは、小学校の子供を持つ親が協力して、順番に子供の面倒をみる方法です。例えば、小学生の子供を持つ後藤さん、木村さん、田村さん、佐藤さん、志村さんという5つの家庭があるとします。この5つの家庭で交代にそれぞれの家庭の子供の面倒をみるという仕組みです。

 

 具体的には、月曜日は後藤さんの家に5つの家庭の子供が集まり、夜の7時まで一緒に過ごす。火曜日は木村さんの家で、水曜日は田村さん宅で、木曜日は佐藤さんのところ、金曜日は志村さんの自宅に子供が集合する。つまり、回覧板方式で、曜日別に順番で子供を受け入れ、夜の7時まで子供の対応をするのです。

 

 この方法ならば、児童クラブやホームセキュリティのように月額費用は不要ですし、必要な費用はお菓子とジュース代ぐらいです。近所同士で子供が仲良くなれるでしょうし、これがきっかけで近所付き合いが深まる可能性もあります。

 

 ただ、自宅が狭いとか、モノが散らかっているとか、他人を自宅に入れたくないという人もいるので、どこでも成立する方法ではありませんが、リーズナブルに子供を安全な状態にしておきたいならば、上記の方法もアリです。今は、核家族化しており、近所との接触も少なく難しい面もあるかもしれませんが、お互いにメリットがある提案なので、成立する可能性はあるはずです。




 小学生になったら、1人でも留守番はできると私は思いますし、私自身も小学生の頃は昼過ぎに自宅に帰ってから夜まで色々と自分で遊んでいましたから、別段の不都合はありませんでした。

 

 自分で自宅のカギを持って、家に帰ったら宿題をするなり、マンガを読むなり、お菓子を食べながらテレビを見るなり、なんなりとできるはず。もちろん、友達とどこかへ行っても良いでしょうし、疲れたので夕寝をしてもいい。

 児童クラブの対象を小学6年生まで引き上げたら、今度は中学生まで対象にしてしまうような気がして、ちょっと子供に対して過剰に関わってしまっているのではないかという気もします。




山口正博 社会保険労務士事務所
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