book726(ユニフォームのクリーニングは誰がする?)



クリーニング代が本人負担。


仕事をする時の服装は、業種や担当する業務の内容によって様々です。

オフィスワークが主体の人はスーツを着用しているでしょうし、ケータイショップのスタッフさんもスーツの人が多いです。他にも、飲食店だと、Tシャツやエプロン、帽子をかぶるところもありますね。さらに、何らかの作業を行う仕事ならば、作業着や長靴、安全靴やヘルメットを着用するはず。

中には私服で仕事ができる職場もありますが、多くの企業では仕事専用の制服や帽子、靴などを指定しています。

ちなみに、私は制服を着て仕事をする方が好きです。なぜならば、自分の服が汚れなくて済むし、どの服を着ようかと考える必要がないからです。


服を着ていれば汚れてきますから、洗濯する必要があります。エプロンに付いたソース、作業着に付いた油汚れ、白衣についたケチャップなど、汚れてくると洗濯してキレイにする必要がありますが、ユニフォームの洗濯となると労務管理での問題が生じます。

自分の私服は自分で洗濯する。これは何も異論はないはずです。しかし、仕事で着るユニフォームとると、自分で洗濯するか、それとも会社経由でクリーニングに出すかで判断が分かれます。


では、仕事で着るユニフォームは会社がクリーニングすべきでしょうか。それとも、自分で自宅に持ち帰って洗濯し、アイロンを掛けて着るべきか。

どちらでしょうか。





法律で決めることではなく、社内ルールで決める。


結論から先に言うと、どちらの判断も正解です。

会社が使用済みのユニフォームをまとめてクリーニングに出すものいいし、自分で着たものは自分で洗濯するようにしてもいい。

私は学生の頃、飲食店で働いていた経験がありますが、お店で着たエプロン、前掛け、コック服はすべてランドリーボックス(丈夫な布で出来た洗濯物入れ)に放り込んで、まとめてクリーニングに出すところもありました。

しかし、一方で、他の飲食店では、自分が着たシャツ、エプロン、白衣、帽子、これらは自分で持ち帰って洗濯するようになっていて、お店でクリーニングに出すという形にはなっていなかったですね。

クリーニングするところもあれば、自分で洗うところもある。これは会社によってバラバラです。

本人が洗濯するのか。それとも、会社経由で洗濯するのか。クリーニングの費用は社員が負担するのか、会社が負担するのか。負担するとすれば、全額負担か、それとも一部負担か。これらは法律で決めることではないので、会社ごとに内規のようなもので決めるしかありません。


ユニフォームの洗濯をどうするかなんて、些細なことだと思えるかもしれません。しかし、会社がクリーニングに出してくれれば洗濯する手間が省けるし、制服のクリーニング代を給与から天引きする会社もありますから、ナンダカンダとモメる部分です。

他にも、「コック服はクリーニングに出すけれども、エプロンは自分で洗ってくれ」などと制服の種類で分けている会社もあるのではないでしょうか。


客観的な答えはありませんが、仕事で使う服をどうするのかについては、会社ごとに境界線を自主的に設定して対処するのが妥当でしょうね。




山口正博 社会保険労務士事務所
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