企業をソーシャルフィルタリングする学生。(Tue.20140617)

 

 

就活生から「クソ企業の告発」相次ぐ 投資家からは「じゃんじゃん出して」の声就活生から「クソ企業の告発」相次ぐ 投資家からは「じゃんじゃん出して」の声  

 

就活の話題は春から夏にかけて毎年増えてくるものですが、現時点の6月は最もと言ってもいいほど就活に関する話が増える時期なのかもしれません。

 

内定切り、内定者の囲い込み、面接時の質問、就活時の服装、学歴、ブラック企業、内定を辞退する際の嫌がらせなど、ナンダカンダと話のネタが多いのが就活。 

 

就活でのトラブルは、会社側が原因であることもあるし、逆に学生側が原因になっている場合もあり、一概に会社に対して何かを言うのも一方的ですし、かと言って学生側に非があるかというとそれも言いにくいところ。

 

TwitterやLINE、facebookなどに代表されるSNSを使って、学生が就活で経験したことをシェアすることで、どこの会社がどんな就活を行っているかが第三者に分かりますので、企業に対する学生なりの自衛策を講ずることができます。

 

飲食店に行った後のレビューを投稿するサービスはよく知られているところですが、それと似た仕組みで、就活を行った後のレビューを投稿するサービスもあるようです。

 

就活を評価する仕組みがあれば、妙なことをする企業があれば、後からネット上で評価され、学生を集めにくくなるという結果を招くため、不適切な人材募集が減ってくるという効果を期待できるでしょう。

 

ただ、就活を評価する仕組みが万能かというとそうでもなく、就活を実際に行った学生からの投稿だけでなく、実際には対象企業へ応募していない学生からの嫌がらせで投稿される可能性がありますし、同業他社の社員が事実無根の流言をネットに投稿することも有り得ますから、閲覧者が投稿内容の真贋を判断する能力は必要でしょう。

 

多少の欠点はあるものの、企業の採用行動を規律するためのソーシャルフィルタリングと考えるならば、相応の効果は期待できそうです。

山口正博 社会保険労務士事務所
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