book723(年金の加入条件が25年から10年に変わる。)




年金の加入期間が短縮される。


年金に何年加入すれば年金を受け取れるようになるか。ご存知でしょうか。

そう、25年ですよね。

25年の期間にわたって年金に加入すると、老齢基礎年金(人によってはさらに老齢厚生年金も)を受給できるようになります。

ただ、この25年というのは、言葉で言うのは簡単ですが、実際に加入するとなるとずいぶんと長いもので、この期間の長さゆえに、年金に対してイヤな気持ちを抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

では、もし、この25年の加入期間が10年に短縮されたらどうでしょうか。

年金に加入しなければいけない期間が25年から10年になるのですから、「おぉ! それならいいかも」と思う方もいるのではないでしょうか。

「でも、加入期間が10年になんてならないでしょ?」と思いますか。いえ、変わるんです。制度が。






ニュースや新聞で報道されるのはまだ先。


平成25年度の制度改正の中には、年金に関する改正も多々あり、その中にさり気なく「受給資格期間の短縮」という改正項目もありました。

制度改正の概要と対応について(日本年金機構)
http://www.nenkin.go.jp/n/data/free1/0000000011_0000009749.pdf

上記のPDFファイルを見ていただくと、「受給資格期間の短縮【平成27年10月(消費税第2段階施行の日)施行予定※2」という部分があります。この部分を読むと、受給資格期間が25年から10年に改正すると明記されています。

どうです? この改正、ご存知でしたか?

現時点が平成25年6月ですから、実際に施行されるまでは2年ほど時間があります。そのため、まだテレビのニュースや新聞では報道されていないのですが、平成27年の春か夏頃にはニュースで紹介されるはずです。とはいえ、まだまだ先ですけれども。

あまり早く報道すると忘れられてしまいますし、2年先の情報を報道しても視聴者や読者がついてこないので、あえて報道していないのかもしれません。ただ、重大ニュースであることは間違いないでしょう。


「25年間加入しないと年金を貰えないぞ」と思っていらっしゃる方は、新しい情報にアップデートしておいたほうが良いでしょうね。



(参考)
制度改正の概要と対応について(日本年金機構)
http://www.nenkin.go.jp/n/data/free1/0000000011_0000009749.pdf
受給資格期間の短縮【平成27年10月(消費税第2段階施行の日)施行予定※2】という部分に上記の内容について記載されています。



山口正博 社会保険労務士事務所
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