book719(履歴書などの応募書類は返すべき? 破棄すべき?)




返ってこない履歴書。


どこかの企業に入る際には、何らかのテストがあるのが普通で、書類審査や適性試験、筆記試験なり面接など、色々と実施されます。

さらに、応募者側でも、ナンダカンダと書面を用意して、それを企業側に提出するのですが、もし不採用になった場合に、提出した書類が返ってくるかどうかは企業ごとに対応が違います。

私が学生の頃、色々とバイトをしたのですが、バイトの応募をするには履歴書が必要で、文房具店で履歴書を買ってきてボールペンで記入していました。

そして、記入した履歴書を持って面接に行くのですけれども、どこでも採用されるというわけではなく、時には不採用になることもあって、相手方に渡した履歴書が返ってこないこともよくありました。

まれに封筒に入れて郵送で返却してくる会社やお店もありましたが、ほとんどのところは音沙汰なしで書類は返ってきませんでした。


応募者にとっては、渡した履歴書がどうなるのかが気になりますし、会社側にとっては、受け取った不採用者の履歴書をどうしようかと考える。

応募書類をどう扱うかを決めていないと、悩むところですね。





返されても再利用できない。


応募書類を返却すべきかどうか。これは法律では決められていません。そのため、どうするかは会社側で決めないといけないのですね。

受け取った応募書類は返却せずにシュレッダーで処分してもいいし、応募者に返却しても構わない。

不採用通知と一緒に応募書類一式をセットで返却するのもアリですし、手間や費用を考えて会社で一括処分するのもアリです。応募者が少なければ前者の方法で対応できそうですし、応募者が多ければ会社で裁断処分してしまう方がいいですね。


応募者側でも、履歴書を返却されても困る人が多いのではないでしょうか。相手先の会社に合わせて作成した書類ですから、返却されても再利用しにくいので、相手先で処分してくれたほうがありがたい場合もあります。

もし再利用するとすれば、証明写真だけを引き剥がして使うぐらいでしょうか。証明写真は同じものを転用できますし、撮影するための料金もかかりますので、証明写真だけは剥がして使う人はいそうです。


不採用の時は応募書類を返却するのか。それとも、返却はせずに処分するのか。この点については応募者に伝えておくほうがいいでしょうね。




山口正博 社会保険労務士事務所
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