book712(休日にLINEで連絡。これは仕事なの?)




連絡は簡単になったが、仕事は簡単じゃなくなった。


 仕事での連絡手段というと電話がメインですが、2014年時点では電話だけでなく他の手段も充実してきました。
 
 メールがあり、LINEがあり、facebookがあり、各種の通話アプリなど、連絡を取るための手段には事欠くことがない。
 
 連絡手段が充実してくると、ちょっとしたことでも連絡をしたくなるもので、休日に仕事に関する連絡をLINEで行う人もいるようです。

休日に上司から届く「LINE」メッセージ・・・やりすぎると「労働基準法」違反?|弁護士ドットコムトピックス休日に上司から届く「LINE」メッセージ・・・やりすぎると「労働基準法」違反?|弁護士ドットコムトピックス  


 上記のウェブサイトでは、LINEで休日に仕事関連の連絡をすると、連絡に要した時間が労働時間として扱われる可能性があると指摘されています。
 
 労働時間になるかどうかの判断基準は、指揮命令下にあるかどうかという点で分かれるのでしょうが、LINEで連絡するだけで指揮命令下にあると判断するのは確かに難しいでしょうね。





仕事と仕事じゃない部分の境目が微妙。


 仕事そのものではないが、仕事に関連する連絡というのはままあります。物の置き場所、翌日のスケジュール、引き継ぎ内容の確認など。仕事とまでは言えないものの、仕事に関連する連絡はチョコチョコと発生するものです。
 
 仕事の時間とプライベートをキッチリと分けるワーク・ライフ・バランスという概念まであるご時世ですから、私生活に入り込むようなLINEでの連絡は拒否されるのかもしれません。
 
 仕事を時間でガッチリと管理するのが労働基準法です。時間と仕事の成果が連動する仕事ならば時間で管理しても良いのでしょうが、時間と仕事の成果が連動しにくい仕事の場合は、仕事の時間とそうではない時間の境目が曖昧になっています。
 
 休日にLINEで連絡しなければいけない状況を作らないのがベストですが、仕事に関する確認程度の連絡ならば、誤差の範囲として受け入れていかないといけないのかもしれません。
 
 



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