ベビーシッターを利用するときにチェックする10の留意点。(Thu.20140320)

 

 

2014年3月17日に起こった、ベビーシッターが預かっていた子供が死亡する事件に反応して、厚生労働省からベビーシッターを利用する際の留意点が発表されました。

ベビーシッターなどを利用するときの留意点

 

ベビーシッターなどを利用するときの留意点 |報道発表資料|厚生労働省ベビーシッターなどを利用するときの留意点 |報道発表資料|厚生労働省  

 

ベビーシッターなどを利用するときの留意点 |厚生労働省ベビーシッターなどを利用するときの留意点 |厚生労働省  

 

留意点は10点あります。

  1. ベビーシッター事業者の情報を集める。
  2. 事前に担当のベビーシッターと面接する。
  3. 事業者名、氏名、住所、連絡先を確認する。
  4. 保育する場所を確認する。
  5. 保育士や認定ベビーシッターなどの登録証を確認する。
  6. 保険に加入しているかどうかを確認する。
  7. 子供を預けている間にも状態を確認する。
  8. 緊急時の連絡方法を確認する。
  9. 預かっている間にどのような保育を行ったのかを確認する。
  10. 不満や疑問があれば確認する。

 

公益社団法人全国保育サービス協会 資格認定制度公益社団法人全国保育サービス協会 資格認定制度  

 


留意点は、以上の10点です。詳しい内容は、上記の厚生労働省のウェブサイトに掲載されています。

 

この留意点を読んで、まず疑問に思ったのは、「誰がこのチェックをするの?」という点です。面接や相手先の事前確認、保育の場所を確認し、登録証や保険もチェックする。これらのチェック作業を誰がやるのか。おそらく、多くの方はここに関心があるはずです。

 

チェックするとすれば、ベビーシッター仲介サイトの運営者、もしくはベビーシッターを利用するお客さん、このいずれかでしょう。

 

ベビーシッターを利用したい人は、「手軽にサッと子供を一時的に預けたい」と思っているでしょうから、上記のようなチェックを自分でやらないといけないとなると、「え~っ! そんなメンドクサイことを自分でするの? それだったら、ベビーシッターを利用するのをやめておこうかしら」と考えてしまうのではないでしょうか。

 

 

取引の安全性を向上させるのは、顧客ではなく、サービスを提供する業者であるはずです。

 

例えば、ネットオークションで有名なヤフーオークションは、出品者と落札者が安心してオークションを利用できるように、連絡方法や決済方法、さらには補償制度も用意して、取引の安全性を引き上げる工夫をしています。

 

もし、「ネットのオークションなんだから、取引は出品者と落札者で勝手にやってくれ。こちらは場所を提供しているだけだから取引がどうなるかは知らない」という態度でサービスを運営していたら、今のようにヤフーオークションは続いていなかったはずです。

 

ベビーシッター仲介サービスでも、顧客にチェック作業をさせるのではなく、仲介サイト側が積極的に取引の安全性を引き上げるように動けば、今よりももっとお客さんを集めることができるでしょう。

 

事前面接、ベビーシッターに関する情報登録、保育の場所の確認、登録証と保険のチェック、緊急連絡網の整備など、これらを仲介サイト側が主導して取り組んでいけば、ベビーシッターサービスがこのまま尻すぼみになることもないでしょう。

 

 

余談ですが、子供を預けている間のチェックには電話やメールを使うことが多いのでしょうが、iPhoneにはFaceTimeというApple純正のアプリがあり、これを使えばリアルタイムに映像と音声で子供の様子を確認できるので、ベビーシッターサービスでも取り入れるといいのではないでしょうか。

 

Apple - iOS 7 - FaceTimeApple - iOS 7 - FaceTime  

 

iPhoneだけでなく、iPodTouchやiPadでも使えるアプリですから、子供の様子を確認する手段としては最適ではないかと思います。電話やメールだと表情や動きまでは分かりませんから、テレビ電話のように使えるFaceTimeだとお母さんも子供も安心するでしょうね。

 

業者側でも、導入コストはさほど高いものではないですから、安心感を高めるサービスの1つとして取り入れてはいかがでしょうか。

 

 

山口正博 社会保険労務士事務所
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