book639(ダンダリン6話 - 外国人技能実習生を搾取。)




■技能実習生は特別?



11月20日時点で、もう8話まで内容が進んでいるダンダリン。

やっと、第6話(http://www.ntv.co.jp/dandarin/story/06.html)を観終って、置いてきぼりを食っている感じです。

外国人技能実習生がテーマで、最低賃金を下回る賃金、法定労働時間を超える労働、割増賃金の不払い、そして朝に1時間ランニングするセカイ部品工場という会社が登場する。

労働基準監督署でラジオ体操をしている時点でヘンな感じがしているのに、会社で毎朝ランニングしているなんて、もうワケが分からない。

本当に労働基準監督署でラジオ体操なんてしているんだろうか。毎回のようにラジオ体操の場面が出てくるが、ドラマ用の作り話ならいいけれども、ラジオ体操をしたいならば職場でやらずに、自宅でやってきたらいいのにと私は思います。

YouTubeでラジオ体操の動画をスマホやタブレットで見ながら、「背伸びの運動ぉー」の掛け声に合わせて上半身を前後にグイングインしたらいい。


外国人技能実習生と聞くと、いわゆる研修のようなイメージを抱くのですけれども、労務管理では普通の社員さんと同じように扱います。

「外国人技能実習生労務管理ハンドブック」
http://www.jitco.or.jp/download/koyoukanri_handbook.html

上記のハンドブックはいい感じでまとまっていて、外国人技能実習生を受け入れている企業だけでなく、受け入れていない企業でも参考になる内容が結構あります。120ページほどのPDFで、ちょっと読む気になりにくいのですが、ササッと目を通すだけでも「へえー、そうなんだ」という部分もあります。






■社長が技能実習生に殺害される。



ドラマでは、セカイ部品工場の身に危険は及んでいませんでしたが、外国人技能実習生に対して適切ではない管理をしていると、思わぬ結果を招いたりするものです。

外国人技能実習生が実習先の社長を殺害するという事件も過去に起こっていますから、チャンと労務管理したいところ。

労務管理といっても、技能実習生を他の社員と同じように扱うだけです。最低賃金、労働保険や社会保険、休憩や休日、労働時間の制限など、日本人社員と技能実習生で同じ扱いにするのです。

労務管理では日本人と同じ扱いになるので、外国人技能実習生は低賃金の労働力にはならないでしょう。賃金差がないならば、外国人技能実習生を受け入れるメリットはなさそうですが、人材を募集しても人が集まりにくい会社ならば、外国人技能実習生は向こうからやってきますので、両者はうまくマッチングできるのではないかと思います。


製造業だけでなく、農業や漁業でも技能実習があるようですので、技能実習の対象になる業界は多そうです。



話は変わりますが、ソーシャルメディア関連の話題はダンダリンで出てくるのかどうか。

Twitterで自分の投稿が炎上して、解雇になり、労働基準監督署が動き、悪徳社労士が応戦する。安易な展開ですけれども、旬の話題ではありますね。

とはいえ、多分ソーシャルメディア関連の内容は無いと思っていますけれども。





山口正博 社会保険労務士事務所
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