book638(優秀な学生って、どんな学生ですか?)





■どうやって優秀かどうかを判断しているのか。



「優秀な学生を採用したい」、「優秀な人材を求めています」。

こういう言葉を聞いたり、目にする機会は結構ある。

人材に関する話題が新聞や雑誌、ネットで掲載されると、必ずと言っても言い過ぎではないほど、「優秀」という文字が登場する。



優秀という言葉を見る機会は多いし、優秀ではない人よりも優秀な人の方が望ましいのは言うまでもないこと。


ただ、優秀という言葉はよく使われるけれども、優秀の定義を示す人はほとんどいないのではないか。

TOEIC900点以上なら優秀か。
大卒ならば優秀か。
有名な学校を卒業したら優秀か。
漢検1級を取得していたら優秀か。

どういう基準で優秀かどうかを判断しているのか。ここが謎です。

基準を示さずに優秀という言葉を使われても、どうも理解できないのです。


価値を判断している以上、何らかの基準がありそうですが、それは客観的な基準なのか、それとも主観的なフィーリングに基づく基準なのか。

うーん、考えると、ますます分からなくなります。







■基準なき優秀さ。



主観で判断するものと言ってしまえばそれで終わるけれども、優秀という言葉を使っている人にどうやって判断しているのかを聞いてみたいぐらいです。

実際は、そんなに深く考えずに、何となく判断しているのだと私は思います。

人によって優秀の定義は変わるのでしょうから、誰かから優秀と評価されても、他の人からはサッパリな評価しかされないという場合もある。逆に、身近な人からイマイチだと評価されている人でも、他の人からはイケていると評価される可能性もある。


優秀という言葉を使う時も、それを受け取る時も、定義が曖昧な言葉なのだと思って取り扱うのが良いのかもしれない。


山口正博 社会保険労務士事務所
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