1日8時間の枠を超える働き方。

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この日は6時間勤務にすることで、別の日を10時間勤務にしても残業にならないようにできたらなぁ、、、」と思ったことはありませんか?

 

 時間に余裕がある日の勤務時間を短くして、一方で忙しい日の勤務時間を長くする。そして、平均して1日8時間以内の勤務にすることで時間外勤務である残業にならないようにする。こんな仕組みがあったら便利ですよね。

 

残業をキチンと管理したいと思いませんか? 他の日の勤務時間を短くして、忙しい日の勤務時間を長くすることで残業にならないようにする特別な仕組みをご存知でしょうか?

 

 労働基準法では、1日8時間を超えると時間外勤務いわゆる残業という扱いになることはご存知かと思います。つまり、1日に8時間の枠内で働くならば残業にはならないのです。ただ、1日8時間というように枠を固定されていると不便を感じる時があるはずです。

 

 仕事をしていると、「1日単位で時間を計算するのではなく、他の日と時間のやりくりが出来れば便利なのになぁ」と感じたこともあるかもしれませんね。

 

 また、1日単位だけでなく、1週間の単位でも40時間の固定された時間枠がありますから、こちらでも週によっては33時間とか47時間というように柔軟に時間を変動させたいときがあるかもしれない。

 

 例えば、月曜日は8時間勤務ではなく6時間の勤務にして、日曜日は宴会の予約が入っているので勤務時間を10時間にしたい。原則どおりに勤務時間を取り扱うと、8時間を超えた時間である日曜日の2時間分は残業として処理する必要があります。そこで、月曜日の勤務時間を2時間短縮したのだから、日曜日は2時間延長できるようにして、平均で1日8時間以内になるように取り扱えたら便利かと思います。月曜日に生じた2時間分の余裕を日曜日に振り分ける。そんなイメージです。

 

 なぜ仕事に制限時間を設けるのか。そう思ったことはありませんか?

 

 1週間で40時間まで、1日で8時間までと時間が制限されると、「キチンと残業代は払うのだから、時間を制限しないでくれ」、「どれだけ働くかは会社と社員が決めることだから、法律で決めなくてもいいんじゃないか?」と思うことがあるかもしれない。

 仕事が多い時は、予定よりも時間が必要になるだろうし、そうでないときは、予定よりも短い時間でも足りるかもしれない。

 

 普通に考えると、「仕事が少ない時は早退すればいい。仕事が多いならば普通に残業すればいい。何も特別なことをしなくてもいいんじゃないか?」そう思えるかもしれない。

 

 残業すれば割増賃金が必要です。さらに、一方的に早退させても手当が必要です。「早退するということは、仕事はしていないのだから、何も必要ないんじゃないの?」と思うかもしれないけれども、社員をタダで休ませることはできないのです。

 

 仕事の時間を長くすれば残業になって割増賃金が必要ですし、時間を短くすると今度は休業(労働基準法26条)になり休業手当が必要になる。予定の時間よりも長くしても、短くしても、あまり良い結果を得られません。時間をオーバーすれば残業代が必要になり、決めた時間に満たなければ休業手当が必要になる。このように、通常の管理方法では勤務時間を柔軟に変化させにくいのです。

 

 1日8時間と決めたら、8時間を超えたときは残業に。8時間未満のときは休業になるわけです。それゆえ、8時間勤務で契約したならば、仕事は過不足無くキチンと8時間で終える必要があります。

 でも、これだと不便ですよね。「もうちょっと融通が効くといいのになぁ、、、」と思いませんか?

 

 例えば、時間単価1,000円の人が12人いて、その人達が1週間で2時間の残業をすると考えると、2時間×1,250円×12人=30,000円(割増賃金を25%付加)。さらに、1ヶ月が4週間だとすると、4週間×30,000円=120,000円。さらに、それが1年続くとすると、12ヶ月×120,000円ですから、1,440,000円の残業代になります。

 1週間単位だとさほどではなくても、1年という期間で積み重なると結構な額になりますよね。そこで、他の日と時間を融通できる仕組みを使って、2時間分の勤務時間を他の日の勤務時間を短くすることで調整したとすれば、上記の残業代は0円になるわけです。

 1,440,000円の残業代が0円になるのですから、小さな額ではありません。もちろん、現実にはこれほどキレイな計算にはならないかもしれませんが、利用した場合と利用しなかった場合の効果はハッキリと想定できます。

 

 

 

毎月3,000円のお小遣い

 話は少し変わりますが、小学生の頃に、お小遣いが毎月3,000円だった人は結構いらっしゃるのではないでしょうか。私自身はそうではなかったのですけれども、なぜか小学生の同級生には毎月のお小遣いが3,000円に設定されている人が多かったです。

 何の根拠で3,000円になったのかは不明です。1日100円という基準なのか、それとも、他の家庭でも同じだからウチもという理由なのか。どの理由が決め手なのかは定かではありませんが、なぜか月に3,000円と決めている家庭は多かったようです。

 予算が固定されると、無駄遣いは防げるかもしれないけれども、買いたいものを買いたい時に買えなくなるかもしれない。月に3,000円、しかもまとめて月に1回だけ受け取るとなれば、計画的に利用しないとすぐに無くなる。小学生だと、駄菓子をチョコチョコと買って、気付いたときには残りはわずかになっている。

 もし、この状況で9,000円の買い物をしようと思えば、3ヶ月前から計画しないといけない。

 私が小学生の頃、ゲーム好きな同級生が多く、お小遣いもゲームに使う人が少なくなかった。その頃のゲームソフトは今のようにリーズナブルなものではなく、スーパーファミコン(1990年に発売された古い家庭用のゲーム機です)のソフトは9,000円から10,000円ぐらいで販売されていた。高いですよね。2012年現在だと、ゲームソフトの相場は高くても7,000円前後です。PlayStation3やNintendo Wiiのソフトでも10,000円の価格に達するものは少ない、もしくは無いのではと思います。

 さらに、2012年の時点では、カセットタイプやCD、DVDタイプのソフトだけでなく、ダウンロード形式でゲームソフトを購入できるのですから、20年前の環境から考えると天国みたいですね。

 ゲームソフトが10,000円近くしますし、さらに1ヶ月で使えるオカネが3,000円に制約されている。そんな環境だと3ヶ月から4ヶ月まえにゲームソフトを購入する計画を立てないといけない。子どもは苦労するんですね。

 もちろん、普段からコツコツと貯金をする真面目な小学生ならばアタフタすることもないけれども、そんな計画的な小学生は少ないのではないでしょうか。お菓子を買っちゃう、お祭りの出店でくじ引きをしてヘンテコなオモチャを貰っちゃう、学校から帰ってたこ焼きを買いに行く。このように小学生にはお金を使う誘惑がいっぱいです。

 多く使いたい時に使えないのが毎月固定のお小遣いの欠点です。「前借り」という最終手段もありますけれども、おそらく親に断られる。しかし、今月は9,000円使って、翌月と翌々月のお小遣いをゼロにする。これならば、すぐにゲームソフトを買える。後日のお小遣いはなくなりますけれども、買いたいものを買いたい時に買えるのは便利です。もちろん、先にお金を使わずに後で使ってもいい。今月と翌月に全くお小遣いを使わなければ、翌々月には9,000円のお小遣いを使うことができる。

 朝三暮四のような仕組みになるけれども、お小遣いの予算を柔軟にできるのは都合がいいですよね。

 

 先にお小遣いを使うか、後からタップリ使うか。変形労働時間もこれと仕組みは同じです。

 

 

食費を制約して外食に行けるか。

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 おこづかいではなく、毎月の食費に例えてもいいでしょう。

 仮に、4人家族で食費の予算が月に60,000円だとすると、1ヶ月が30日だとして、1日の食費は2,000円です。では、1日2,000円に食費が制限されたらどうなるか。

 スーパーに買い物に行って、自宅で料理を作る。これならば、問題はなさそうです。1人暮らしで自炊すると思ったよりも割高になりますが、4人分の食事をまとめて作るとなると、1人あたりの食費は少なくなります。

 1人で1人分の食事を作ると、食べきれないほど作ってしまうときがあって、「あぁ、もったいないなぁ」と思うこともありますね。「外食するよりも自炊のほうが経済的だろう」という一種の常識のような思い込みがありますから、1人暮らしでも自炊している人はいるはずです。

 しかし、実際に自炊すると分かりますが、自宅で食事を作っても、思いのほか節約できないんですね。購入した食料品の費用をレシートを見て集計してみると、1人で毎月の食費は20,000円ぐらいになってしまうのです。これは外食の費用を除いていますから、その他の食事費用も含めれば、毎月30,000円程度にはなります。

 1人で30,000円、4人で60,000円だとすると、4人家族ならば1人あたり15,000円ですから、食費は一人暮らしの半額になります。

 ザックリとした計算ですが、家族が多いほど1人あたりの食費は少なくなりますね。

 

 4人家族で1日の食費が2,000円だとすると、外食したいときはどうなるでしょうか。1日2,000円に食費を制約されていると、おそらく外で食事はできない。2,000円で4人が外食するとなると、1人あたりで500円ですから、全く選択肢がないというわけではないけれども、麺類やファーストフードのお店に行くのが妥当なところかもしれない。飲み物を含めると、ファーストフード店でもギリギリではないかと思います。

 それなりの外食するためには、他の日の食費を抑えて、外食の当日に予算を充実させる必要がある。つまり、他の日の予算を外食の日へ配分しないといけない。

 例えば、日曜日に焼肉を食べに行くために、月曜日から土曜日までの6日間は毎日1,000円に予算を制約すると、6,000円分の余裕(1日1,000円の節約×6日)を作れますから、日曜日には2,000円に6,000円を加算して、8,000円の予算で外食に行けます。

 家族4人で焼肉に行くのに8,000円では心もとない感じがしますが、食べ放題の焼肉店ならば予算内で食事ができそうです。

 

 仕事の時間も1日8時間に固定するのではなく、必要な時に必要なだけの時間を配分できるようになれば便利ですよね。

 

 

7杯のりんごジュース

 唐突ですけれども、目の前にコップが7つあると考えてください。その7つのコップにはそれぞれりんごジュースが入っている。ジュースの量はすべて同じで、それぞれ100ml入っているとする。全て合わせれば700mlです。1杯100mlのりんごジュースが7杯あるので、合計で700mlです。
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1時間経過:1杯飲む
2時間経過:1杯飲む
3時間経過:1杯飲む
4時間経過:1杯飲む
5時間経過:1杯飲む
6時間経過:1杯飲む
7時間経過:1杯飲む

合計で7杯の700ml。

 

 もし、1時間毎に1杯づつりんごジュース飲むとすると、7時間で全てのジュースはなくなります。当たり前ですけどね。

 

 しかし、1時間経過した時点で1杯ではなく2杯飲むならば、1杯分だけ多く減ってしまう。ジュースを飲める時間が7時間に限られているとすると、1杯分だけ少なくなっているので、どこかでジュースを飲むのを1回諦めるか、もしくは1杯飲むところを半分にするか。どちらかを選ばないとけない。先にたくさん飲んだら、後で飲む量を減らすように調整する必要があります。

 逆に、多く飲むのではなく、1回に半分だけ飲むとすれば、どこかの時点で0.5杯分多く飲めます。つまり、1時間の時点で飲むジュースを半分に抑えておけば、1時間後に1.5杯のりんごジュースを飲めるわけです。今は我慢して、1時間後に楽しみを置いておくということですね。

 

 つまり、先に多く飲んで後を少なくするか、先にあまり飲まずに後で多く飲むか。先に多く飲むと後が少なくなるし、少なめに飲むと後から多く飲める。時間とりんごジュースの量に限りがあるので、このようになるわけです。

 1時間経過したからといって必ずしも飲み物を飲みたくなるわけではないので、飲みたいときもあれば飲みたくもないときもある。1時間経つと、常に喉が渇くという人は少ないはず。喉が渇いたときには飲みたいけれども、渇いていないならば、あえて飲みたくはない。喉が乾いているときにタップリと飲んで、そうではないときにはチョットだけにしておく。そんな飲み方がいいですよね。

 強制的に毎時間100mlのりんごジュースを飲まなければいけないとなると嫌だけれども、7時間の間に700mlのりんごジュースを好きな時に飲んでいいと言われれば悪くはないでしょう。

 

 飲みたい時にりんごジュースを飲むように、勤務時間も仕事の内容に合わせてコントロールできると便利です。

 

 

走る速度も同じではない。

 

henkei_marathon.jpg マラソンを経験した人だと分かるかもしれませんが、走るときのペース配分は人によってバラバラです。全員が横一列になって走っているわけではなく、参加者がそれぞれ自分で考えて走るペースを決めているはずです。

 例えば、フルマラソンだと、42.195kmを走りますが、常に同じ速度で走っている人はいないはず。5km地点の通過タイム、10km地点の通過タイム、15km地点の通過タイム、20km地点の通過タイムを計測すると、走る速度が異なるのが分かります。テレビでマラソンが中継放送されると、何キロ地点でのトップ走者の通過タイムは何分何秒ですとテレビ画面に表示されます。

 序盤でペースを早めて後続との差を作っておくのか、中盤はペースを落として後半でスパートさせるのか。人によって走り方は色々です。前者のような走り方が得意なランナーはいるでしょうし、後者のように後でズンズンと進んでいくタイプのランナーもいる。

 走る前の計画では、10kmを30分程度で走れば、フルマラソンでも2時間ちょっとで完走できます。しかし、実際に走るときには、10kmを常に30分で走るわけではない。最初の10kmは早く走って40分使い、徐々にペースを遅くして、最終的に2時間ちょっとで完走するのか。それとも、最初はゆっくり走って、後半から速度を上げて、10kmの距離を20分で走り抜けるのか。はたまた、レースの中ほどでスパートをかけて走るペースを調整するのか。このようにランナーによって走り方は色々です。

 10km地点を30分以内に通過しなければ失格になるわけではないし、20km地点を60分で走り抜けないと失格になるわけでもない。マラソンではペース配分を走る人が決めることができる。

 もし、5kmごとに15分と固定されていたら、自分でペースを決められなくなるでしょう。5kmで15分だと、42.195kmを2時間ちょっとで走れる計算なので、ガッチリと時間を守って走れば良い結果を出せるかもしれない。

 しかし、走るペースを常に一定にすることはまず無理です。走り始めは余裕があって5kmを12分とか13分で走れるかもしれない。そんなときに、5kmで15分だからペースを落としてくださいと言われても困っちゃいますよね。ちょっとぐらい早く走ってもいいじゃないか。そう思うはず。一方、30km地点や40km地点ぐらいになると、5km走るだけでも18分とか21分の時間が必要になるはず。30kmを超えれば体力は結構消耗しているので、走り始めのように軽快に進むわけにはいかない。そんな状況なのに、5kmで15分だからペースを上げてくださいと言われると、走るペースが乱れてしまう。

 時間の配分を自分なりに決めることができる、だからマラソンは愛好者が多いのかもしれない。何kmで何分と強制的に決められていないので、参加者全員が2時間台でフルマラソンを走るわけではなく、2時間30分を目標にする人もいれば、3時間以内を目標にする人もいるはず。それほど走力の高くないランナーならば、4時間以内という目標も現実的でしょう。

 

 

 毎月3,000円という謎のルールに基づくお小遣いでも、週1回の焼肉に行けるかも怪しい毎月の食費でも、なぜか7杯だけのりんごジュースでも、勤務時間について説明するために無理やり例として駆り出されたマラソンでも、配分やペースを固定されているよりも自分でそれをコントロールできる方が便利です。

 勤務時間の配分もこれらと同じように調整できたら良いと思いませんか?たくさん時間を使いたい時にタップリ仕事して、仕事が少ないときには時間を短くする。時間に仕事を合わせるのではなく、仕事に時間を合わせることができる。これが変形労働時間制の仕組みです。

 

 多くの会社では、1日8時間、1週40時間というように固定してしまうのではないでしょうか。時間を固定すれば、日ごとや週ごとの勤務時間がブレることがないので、安心感はあります。ただ、仕事が多いのに早く切り上げたり、仕事が多くないのに時間を潰すように過ごすのは、会社にとっても社員にとっても益は少ないように思います。

 

 仕事が多い時に時間を多く配分して、そうではないときには少なめに配分する。勤務時間の配分を変える点が変形労働時間制度の特徴です。

 

 ただし、変形労働時間制度には、注意すべき点もあります。変形労働時間制度は時間の"配分"を変える効果を持っていますが時間の"総量"を増加させる効果はありません。

 どういうことかというと、1日10時間や1週間で49時間のように仕事をできるようにする効果はあります。ただ、1日10時間に設定するには、他の日から2時間分の時間を融通しないといけない。つまり、1日の勤務時間を10時間にすると、他の日の勤務時間を2時間だけ短縮する必要があります。

 また、1週間で49時間に設定するならば、他の日や週から9時間分の時間を融通しないといけない。9時間長くするならば、同時に、9時間短くする必要がある。

 つまり、変形労働時間制度は、「勤務時間の"総量"を増加させる仕組み」ではなく、「勤務時間の"配分"を変える仕組み」なのです。

 

 ここで、「時間の配分を変えるだけで何が変わるの?」、「勤務時間の総量が増えないならば意味は無いんじゃないの?」と思えるかもしれない。

 確かに、8時間と8時間の配分を10時間と6時間に変えると、どちらも合計では16時間ですから、いわゆる朝三暮四のような状況になります。そのため、どういう効果があるのかが伝わりにくくなっているのかもしれません。

 

 もし、変形労働時間制度を使わずに、「今日は10時間になっちゃったから、明日は6時間にするよ」と対応すれば、今日は2時間の残業ですし、明日は2時間分の休業になります。残業代と休業手当が必要になる。

 1時間遅刻したから、1時間だけ長く仕事する。このように1日の枠内で時間を調整すれば残業にはならない。しかし、同日内ではなく他の日と時間を調整したら、残業は回避できません。「今日は10時間だったから、明日は6時間にする、だから今日の残業はナシよ」というわけにはいかないのです。

 そこで、変形労働時間制度を利用して、他の日と時間を調整することを可能にするわけです。この制度を介在させれば、今日の10時間と明日の6時間の勤務時間を両者で調整して、平均で8時間と計算し、残業を回避できるのです。

 

 時間を基準に仕事をするのではなく、仕事を基準に仕事をする。それを可能にするのが変形労働時間の制度なのです。

 

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 変形労働時間制度について知るための『残業管理のアメと罠』のご案内です。

 

 初めて変形労働時間制度について知った方は、おそらく制度の仕組みがよく分からないのではないでしょうか。もっと詳しい内容を知りたいと思っている方も多いはず。

 

 どういう仕組みで時間を調整して、残業を減らしていくのか。この点について知りたいときに読んでいただくと良いかと思います。

 

 

 変形労働時間制度には、法定労働時間という固定された殻を破る力があります。それゆえ、勤務時間を上手に配分して、なるべく残業にならないように時間を管理することができるため、残業時間をコントロールするには有益な方法です。しかし、アメのあるところには罠もあって、使い方を誤ると、残業をコントロールするどころか隠れた残業を作り出す温床にもなる。

 

 間違った使い方を回避して、勤務時間を柔軟にコントロールできるように、変形労働時間制度の仕組みを知るために『残業管理のアメと罠』の冊子を用意しました。

 まずは、この冊子を読んで、変形労働時間制度がどれほど便利で、同時に、変形労働時間制度のどこに注意するべきなのかを知ってください。

 

 ぜひ、変形労働時間制度を上手に使って、1日8時間の枠に拘束されず、仕事に合わせて勤務時間を配分できるようになっていただきたいと思います。

 

 

 目次の一部を紹介すると、、、

 

1日8時間の枠から抜け出したい

本来ならば1日8時間が原則だが、どうやってこの制約を超えるか。

キチンと管理する代わりに変形管理が可能になる交換条件

変形労働時間制度を使うためには受け入れるべき条件があります。

総枠だけで管理しちゃダメ

変形労働時間制度のパワー

隠れ残業代の温床にならないように

 

 

 

 


 

 

山口正博 社会保険労務士事務所
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