book509(知らずに時間外勤務になる)





■週休2日が当たり前だと感じる。



今では、会社や組織では週休2日で勤務ローテーションが組まれているケースは少なくないのではないでしょうか。

週休2日だと、1週間で5日勤務するので、1日8時間勤務だとすると1週間で40時間です。これならば、1日8時間、1週40時間のラインを超えることはないので、特に考えるところもありません。


しかし、週休1日だとちょっと状況が変わります。

1週間で6日勤務するとして、1日8時間勤務だったらどうなるか。

週休2日に慣れていると、週休1日の場合について考えることは無いかもしれませんが、両者の違いを考えるのもたまにはいいかもしれない。






■もし週休1日だったら。



労働基準法は週休2日を想定して法定労働時間を設定しています。1日8時間のライン、1週40時間のライン。この2つは週休2日の場合にピッタリとマッチしますが、週休1日の場合にはちょっとズレが生じます。

週休1日の場合は時間外労働に注意しないと、知らないうちに未払い残業になっていることもあるのですね。

1日8時間で週6日勤務すると、8時間×6日 = 48時間/週 ですので、1週40時間を超えています。1日8時間でキチンと仕事を終えているのだから、時間外勤務にはなっていないと思えてしまうかもしれませんが、1週間だと時間外勤務になっているのですね。

もし、1週6日で勤務するならば、40時間÷6日 = 6.666時間/日 なので、キリをよくして1日6時間30分で仕事をすれば時間内でスケジュールを組むことができます。


週6日勤務の会社では、知らないうちに時間外勤務が発生していて、それに気づかず、きちんと管理していると経営者が思っていることもあって悩ましいところでもあります。


山口正博 社会保険労務士事務所
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