2010/12/1【卒業後3年でも新卒という取り扱い】



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クリスマスの本番は12月25日なのに、なぜ12月24日がクリスマス本番のような雰囲気が作られるのだろうか。

子供の頃から、クリスマスは12月25日と思ってきたし、今もそう思っている。

しかし、殆どの人は12月24日をクリスマスの本丸だと思っているようだ。「イブの日」、「イブの夜」、「イブの予定」などなど、24日こそクリスマスという雰囲気が充満している。

12月25日などもうクリスマスは終わっていて、消化試合のようなフシもある。


私は周りの価値観に反発し、「25日こそクリスマス」という価値観は持ち続けようと思う。

イブをクリスマスとして扱うのは邪道だ、と。





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■卒業後3年でも新卒という取り扱い。
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■卒業後3年はすでに新卒ではない。



最近では、学生の内定率がよろしくないので、卒業後3年間は新卒という肩書きを維持しようと政府が動いているようです。これは、ニュースや新聞でも知る機会があるかと思います。

しかし、企業サイドはあまり歓迎していないのではないでしょうか。卒業したての、いわゆる「白い人材(独自のカラーに染まっていない人)」が欲しい企業にとっては、やはり「新卒=卒業してすぐの段階」と考えたいはず。

とは言え、卒業する学生の立場を考えれば、「新卒」というある種のパスポートを利用して就職したいはず。新卒の立場には不思議な力があって、既卒ならば受け入れてくれない企業でも、新卒ならば選考の対象になったりします。例えば、金融機関だと、新卒で入社し、一度でも金融機関での就業経験がないと、中途採用はされないようになっています。つまり、新卒で金融機関に所属していないと、金融機関での就業経験を得ることができませんので、金融機関以外に就職した人はおそらく中途採用で金融機関に入るのは難しいはず。


本来は、卒業年度だけが新卒であって、その後はいわゆる既卒として考えるのが通常です。

ただ、現在は、卒業年度で就職できない人が増えているので、新卒のパスポートを一定期間を維持できるようにして、就職する機会を増加させようとしているわけです。







■「本物の新卒」と「そうでない新卒」は判断できる。



もし、卒業後3年までの人を新卒として扱うことを政府が決めたとしても、企業がその人を新卒として扱うかどうかは分かりません。

企業サイドでは、エントリーシートや履歴書を見れば新卒か既卒かは分かってしまうことでしょう。卒業年と現在年でギャップがあれば既卒ということになる。例えば、2009年の3月に卒業した人が2010年に応募してきたとすれば、それは新卒ではなく既卒です。

おそらく、「卒業後3年までの人を新卒として扱う」というのは、応募者が既卒であるということは分かっているけど、あえてその点を考慮しないようにして、その人を新卒として扱いなさいということなのでしょう。

ただ、政府が上記のように求めたとしても、「純粋な新卒」なのか、それとも「なんちゃって新卒」なのかはやはり分かってしまうわけです。

はたして、政府が企業の人材採用に介入することは可能なのかどうか。

例えば、男女雇用機会均等法でもって、ある程度は政府が人材採用に介入しているものの、企業の採用基準(美人を採用するとか、笑顔がステキな人を採用するとか)にまで介入することはありません。「美人だけを採用するのはダメ!」とは指導されないはずです。

新卒を採用するか、既卒を採用するかは採用基準であって、企業ごとの裁量で決めることができます。ただ、考えようによっては、新卒と既卒で分けるのも差別採用とも判断できますが、今現在は問題になっていません。

そのため、新卒だけを採用する方針で採用活動をしても構わないのですね。さらには、「純粋な新卒」だけを採用対象にすることも構わないと判断できるはずです。ゆえに、「なんちゃって新卒」は採用の対象外になる可能性もあるわけです。つまり、内部的に排除されるかもしれないということ。既卒者(卒業後3年までの人)を書類選考で振り分けても、政府はどうしようもないですからね。

もちろん、「卒業3年までは新卒」という基準を強制することも政府には可能でしょうが、ここまでやると企業の採用担当者も困りますよね。カッコイイ男性だけを採用することはダメと指導できないと同じように、卒業後3年までは新卒として扱わなければダメという指導もできないのです。

性別や人種による区別については政府は介入できますが、採用基準まで介入することはできません。ちなみに、判例も、企業には独自の基準で人材を採用できると判断しています(労働判例百選の24ページになる11番目の判例、三菱樹脂事件)。

その人を新卒として扱うかどうかは企業が決めるのであり、また、新卒を優遇するかどうかも企業が決めることであって、政府が決めるというわけにはいかないのです。








■新卒採用を特別扱いしなければ、労働市場のリスクは減る。



もし、現状よりも新卒を優遇すれば、新卒以外の人が困るでしょう。おそらく、中途採用の人の立場は今よりも厳しくなるのではないかと思います。

卒業後3年までは新卒になるということは、新卒への優遇度をさらに高めることになるわけです。となると、新卒で正社員になれなかったらというリスクはさらに高まることになるはず。

もし、フルタイム社員のラインに乗れなかったら、二度とそのラインに乗れないという恐怖を与えるのではないでしょうか。新卒を優遇すればするほど、新卒段階で卒業しなければいけないというプレッシャーは強まるのですね。


また、新卒者本人にとっては上記のような扱いは良い気分かもしれませんが、新卒の肩書きは就職したら無くなりますので、今新卒であるその人も、後で転職するときに困る立場に追いやられるでしょう。つまり、中途採用段階で得られるはずだった効用を先取りしていると考えることができます。


なぜ妙なほど新卒が優遇されるのかはハッキリと分かりませんが、職探しのリスクを下げるには、新卒優遇をヤメるのが良いと私は考えています。

新卒にポートフォリオを集中させるのではなく、他の就労形態にも分けるという発想です。

これは、自分が新卒の立場である時には理解できない感覚かもしれないけれども、いずれはその人(今は新卒の人)も新卒優遇の壁に阻まれるのですからね。

「今は良くても、後から困るよ」ということです。











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