book302(便乗通勤で交通費が1人分に)




■交通費をまとめて1人分に。


一般に、自家用車や電車、バスを利用していると、会社から通勤の費用を支給されることが多いですよね。

自家用車だと通勤距離や燃料費で計算した費用が支給されるのでしょうし、電車やバスだと定期代が支給されたりします。


ところが、同僚の人と一緒に車で通勤したりすると、交通費が支給されなくなったりすることがありますね。

例えば、同僚の所有する車で自分も一緒に通勤するという方法があります。他にも、ワゴン車を所有している社員の近郊に済んでいる人は、まとめてその車で通勤するというような方法でしょうか。


他にも、電車通勤から自転車通勤に変えたり、電車通勤から徒歩通勤に変えたりすると交通費がなくなるでしょうね。この場合にも、便乗通勤と同じような感覚があるはずです。

本来支給される交通費がなくなると、何となく損をした気分になるのでしょうね







■実際に必要な費用だったのかどうかがキモ。


交通費は実費のみを支給するのが通例です。

ただ、会社によって、距離等に拘らず定額の交通費が支給されることもありますが、ほとんどの場合は実費分が支給されます。


交通費を考えるときは、「実際に必要になったかどうか」がキモです。

つまり、通勤するために実際に必要になった費用があれば、交通費として支給されるわけです。逆に、必要になった費用が無ければ交通費は無いのですね。


となると、同僚の車に便乗して出勤しているとすると、便乗者が負担する費用は無いですから、交通費は支給されないはずです。

また、電車通勤から自転車通勤に変えたり、電車通勤から徒歩通勤に変えたりする場合も同様に、通勤のために必要な費用がありませんから、交通費は支給されません。


もし、「以前は支給されていた交通費がなくなるのは納得できない」と言ったところで、実際に費用の負担が無いのに会社が交通費を支給することもないはずです。





 

山口正博 社会保険労務士事務所
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