book273(健康のために交通機関を使わなくなった人)




■今までは電車だったけど、徒歩や自転車に変えた。


最近までは電車で移動していたけれども、健康のために徒歩移動に変えた人とか、または自転車移動に変えた人がいらっしゃるのではないでしょうか。

10kmぐらいだったら自転車で移動できる距離でしょうし、徒歩でも歩こうと思えば結構歩けるものです。


ただ、「今までは電車通勤で交通費が支給されていたけれども、徒歩や自転車に変えたら交通費はなくなるのかな?」と思う人もいるのではないでしょうか。

バス通勤でも同様ですね。先月まではバスを使っていたけれども、今は徒歩で通勤している人も上記と同様の思いを抱くのではないかと思います。


交通機関を使おうと思えば使えるが、あえて使わないことを選択すると交通費がなくなっちゃうのは何か変な感じだよね、と思ってしまうのが人の感情ですから、上記のように思うのは不思議なことではないです。





■今までの交通費はなくなる。


交通費というのは"実際に発生した費用"に対して支払われる金銭です。

それゆえ、実際に交通機関を使っていない社員さんに対して交通費は支給されません。

でも、社員さん本人は「あえて使わないことを選択したのに何か損した気分だ、、」と思ってしまいますよね。「会社の経費削減にも寄与しているのに、、、」という気分にもなるかもしれません。

ならば、何らかのフォローを実施すれば満足してもらえるのではないでしょうか。

つまり、あえて徒歩通勤や自転車通勤を選択した社員さんに対して"何らかの旨味"を与えれば良いわけです。


例えば、電車通勤やバス通勤を自転車通勤に切り替えた社員さんに対して「自転車購入補助金」というお金を支給するのも有効なフォロー方法ですよね。

あえて自転車で通勤しようとする人なのだから、何かこだわりの自転車に乗る人が多いのではないでしょうか。ロードレーサーなどのスポーツ型の自転車に乗る人には補助は喜ばれるのではないかと思います。


また、徒歩通勤でしたら、靴の購入補助とかも良いのではないでしょうか。

長い距離を歩く人だと、革靴やハイヒールではなくスニーカーを履いて通勤し、会社に到着してから革靴やハイヒールに履き替えるのではと思います。

そのため、通勤で使う靴の購入費補助を実施すれば喜ばれるのではないでしょうか。


もちろん、上記の補助には月毎や年毎の上限を設けて運用すれば過大な支出にはなりませんから、会社にも負担にならないはずです。



 

山口正博 社会保険労務士事務所
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