book138(残業を早退や代休で補填する仕組みを採用したい)






■お金よりも時間を取る。


2時間の時間外勤務になったら、後日、2時間早く早退できるという仕組みが認められると、余裕時間も増えるのではないでしょうか。


しかし、今現在は、残業を早退や代休で補填することはできません。

時間外となったら、手当を支払い処理するというルールです。



ただ、時間外手当を受け取るよりも、余裕時間を作れる方が嬉しいと考える人もいるでしょうから、「残業を早退や代休で補填する」という仕組みはあっても良さそうですよね。


現に、時間外の25%部分だけを支払い、100%部分は早退や代休としている企業もあるようです(これが違法かどうかは微妙です。賃金支払い期間をまたいでいないとなればなおさら判断が難しいです)。






■「今現在は違法」ですが、ぜひ欲しい仕組み。


残業を早退や代休で補填するという方法を今現在採用している企業もあるようですが、これは「違法」です。

時間外部分を代休として取り扱っているものの、実際には代休を取れる職場ではないという企業もあるようです。


確かに、残業を早退や代休で補填するというのは便利ですから、使いたい気持ちも分かります。

しかし、キッチリと早退や代休が取れるという環境ができていないと、採用できない仕組みです。


早退や代休を持ち越したまま、使うこともできずに仕事を続けている状況になってしまっては、何のための仕組みかわからなくなりますからね。






山口正博 社会保険労務士事務所
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