book131(時給とインセンティブ給を組み合わせる)




■固定給とは限らない。


「時給勤務の場合は固定給でなければいけない」と思っている人も多いのではないでしょうか。


時給制で守るラインというのは、最低賃金規制が主なものですから、この規制を守った上で、企業独自に時給制の仕組みを作るのも、一考ではないかと思います。



つまり、時給制で働く人にも、変動給を加えて、柔軟な給与体系にできないかが今回の考えどころです。







■上乗せインセンティブ給があっても良い。


もちろん、時給制の仕組みを考えるとしても、

最低賃金を守らないといけないですし、最低賃金まで意図的に下げていくことも控えるべきでしょう。



ただ、時給制で働いている人でも、変動給があっても良いのではないかと私は思うのです。


仕事の習熟度に応じて、時給も上昇するのでしょうが、時給そのものは固定給ですので、一度上げると調整が困難ですよね。


そのため、なかなか時給は上昇しないものです(殆んどの会社では、時給は上がらないのではないでしょうか。募集チラシには「随時昇給」と書いているだけですからね、、、)。



そこで、時給プラス変動給の仕組みを作れば、毎月調整できる部分を作ることができるのではないでしょうか。


具体的には、時給1000円で働く場合には、固定給1000円にプラスで、毎月変動する上乗せ時給を「100円~300円」などの幅で作るというものです。


今月は、1000円+200円
来月は、1000円+180円
再来月は、1000円+230円



というように、1000円部分を固定して、上乗せ部分を毎月変動するという給与体系も使えるのではないでしょうか。


これは、給与と賞与の関係に似ていますよね。




山口正博 社会保険労務士事務所
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