book100(「日曜日に働いたら休日手当が必要」というわけではない)





■「日曜日 = 法定休日」ではない。


ほとんどの会社では、「日曜日が休み」もしくは「土日が休み」
という休日体制だと思います。

他方では、毎週休みが変わるという会社もあるでしょうね。



ただ、「日曜日が休み」もしくは「土日が休み」という会社が多いと、
「日曜日は法定休日だから、日曜日に出勤したら休日手当が必要なんだ」
と思い込む方がいらっしゃいます。


「日曜日 = 法定休日」だと固定して考えているために、間違ってしまう
ようですね。






■何曜日でも法定休日になる。


ご存知のように、法定休日は「毎週1日」というのがルールです
(今回は、変形休日制度を除外して考えます)。


ここで大事なのは、「毎週1日」とだけ決められているという点です。

つまり、「曜日は限定されていない」わけです。



1週間に1日の休みならば、月曜日でも水曜日でも金曜日でも
法定休日になります。


例えば、月曜と火曜の週休2日制ならば、月曜か火曜のどちらかが
法定休日になり、残りの1日が法定外の休日になります(ex.月曜が
法定ならば、火曜は法定外です。逆もアリです)。




ただ、就業規則で「法定休日は日曜日とします」と決めていると、
日曜日が法定休日になります。

この場合、別途で週1日の休日が確保されていても、日曜日に
出勤すれば休日手当が必要になります。

労働基準法以上のルール(法定休日を曜日まで限定している)を
就業規則で決めてしまっているから、就業規則が優先されます。


つまり、「曜日を決めると、法定休日が固定される」と理解して
いただければ良いです。



もし、日曜日に勤務する可能性がある職場(飲食業とか小売業など)
ならば、法定休日の曜日までは限定しない方が良いですね(ただ、
法定休日の曜日は「特定するのが望ましい」とはされています)。


法定休日は「毎週1日」なのですから、曜日まで無理して決める
必要はありません。




山口正博 社会保険労務士事務所
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