book99(変形休日は「4週9日」でも可能です)





■「4週4日」だけが変形休日制ではない。


一般に、休日は「毎週1日」確保しなければいけない、ということは皆さんご存知ですよね。

また、就業規則にルールを決めれば、4週4日の休日制を使うことも可能です。



では、4週4日の休日制というのは、必ず「4週4日」でなければいけないのでしょうか。

労働基準法には、「4週4日」についてしか書かれていませんから、その他の場合というのが分かりません。


4日の休日しか変形運用できないとなると、ちょっと使いにくい場面もあるかもしれませんね。







■法定休日と法定外休日を混載した変形休日制度。


4週4日の「4日」というのは、「法定休日が4日」という意味です。

つまり、法定外の休日は考慮されていないんですね。



祝日(労働基準法では、祝日は法定の休みではありません)、週休2日の内の1日という休みは「4週4日」の中に含めて考えられていません。


そこで、上記のような法定外の休日も変形休日の中に含めて、変形休日制を作ることも選択肢の1つです。


例えば、週休2日の会社だと、1ヶ月の休みは9日程度でしょうから、4週9日の変形休日制という仕組みも使えそうですよね。



変形休日制では、4週4日未満の設定というのはダメですが、4週4日を超える休日を組み込むのは差し支えありません。


4週9日の休日制は、法定休日を変形化させるだけでなく、法定外休日も変形化させるという発想に基づいています。


毎月の休みは社員さんの自主的判断で決めてもらっているという職場では、4週9日の変形休日制度も活用できるのではないでしょうか。


山口正博 社会保険労務士事務所
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