book86(「1ヶ月5日の休日制」なら使いやすくなるのでは?)





■4週間という期間を区切るのが難しい、、。


周知のように、休日は「毎週1日」が原則ですよね。

また、別の休日制度として、変形的な休日制である「4週4日」という制度もあります。


ただ、変形休日制度の「4週間」という微妙な区切り方が事務処理を難しくしていることもあるようです。


4週間は28日ですから、1ヶ月だと足が出る月もありますよね(30日の月や31日の月etc)。

閏年の2月ならば、1ヶ月間で変形休日を清算できるのですが、その他の月だと数日の余りが発生して取り扱いに困ることもあります。


もちろん、第5週、第6週、第7週、、、というように、1ヶ月で区切らずにズラ~っと区切っていくのも1つの方法なのですが、何となく「切れが悪い」ですよね。

暦を無視した処理をしなければいけませんので、違和感を感じてしまうみたいです。



そこで、変形休日制の4週間の区切りをもっと簡単にできないかを考えることになります。







■1ヶ月5日の休日制ならば、4週4日のラインを超えられる。


原則として、労働基準法では、「4週間で4日」の休みが必要なわけです。


この原則では、29日で4日の休日とか、30日で4日の休日とか、31日で4日の休日にするという処理をしてしまうと、ルール違反になってしまいますよね。


そこで、期間を1ヶ月に区切って(ちなみに、変形休日の起算日は1日と就業規則に記載します)、5日の休みを設定すれば、労働基準法の最低ラインをクリアできます(4週4日以上の待遇になっている)。

また、休日の内訳は、「法定休日4日、法定外休日1日」の計5日です。



ゆえに、4週間ではなく1ヶ月の期間で区切る変形休日制ならば、事務処理も以前よりは簡単になるのではないでしょうか。


法定外休日を1日組み込むだけですから、仕組み作りにはさほど難は無いはずです。


山口正博 社会保険労務士事務所
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