book50(色々な1分単位の時間管理方法)


■全ての時間を1分単位にしなくても良い。


ご存知のように、時間管理の単位は、30分もしくは15分が通例です。

端数は切り捨てて、切りの良い30分や15分で勤務時間を管理しているんですね。


ただ、勤務時間の端数が切り捨てられるのは、働く社員さんにとっては何となく腑に落ちません。

15分単位だと13分勤務しても0分で処理されてしまいますから、気持ちは分かります。


そのため、今では、切りの良い単位で勤務時間を管理するのではなく、
1分単位でより厳密に管理しようという動きも出てきています。



ただ、会社によっては、最初から全ての勤務時間を1分単位にするのは負担かもしれませんね。


もうちょっと段階的に変えていく方法は無いのでしょうか。







■部分的に始めていくのもアリ。


例えば、本体の勤務時間は従来通りに15分単位で管理しておいて、時間外勤務部分だけを1分単位で管理するもの良いかもしれません。


最初は残業時間だけを1分管理にして、その後、慣れてきたら本体部分の勤務時間も1分単位に切り替えていけば、現場の人にも馴染みやすくなるのではないでしょうか。


また、時間外といっても、法定労働時間(8時間)を超過した部分に限定されるものではなく、所定労働時間を超過した部分に1分管理を適用しても良いですね。


今のところ、勤務時間の1分管理は義務にはなっていませんので、時間管理の方法を全部包括して変えてしまう必要はなく、部分的な1分管理(時間外部分に限局して適用する等)も使うことができます。



手頃な箇所から時間管理方法を変えていけば、現場に負荷をかけることなく仕組みを変えていくことができるかもしれません。


山口正博 社会保険労務士事務所
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