book36(週6日勤務ならば、1年単位の変形労働時間制を使う)




■そのまま勤務すると、時間外勤務になる。


週6日勤務で働いていると、1週40時間の枠を超えてしまうことがよくあります。

たとえ、1日は8時間勤務であっても、1週になると48時間ですから、このままでは都合が悪いわけです。

かといって、週休2日にするのも難しいこともあるでしょう。


そこで、1年単位の変形労働時間制を使うことを検討することになります。


1年単位の変形労働時間制とは、

【1年365日で、1年分の勤務時間をならせば、1週40時間以内にとどめることができるという仕組みです】







■1年変形にすると、時間内になる。


例えば、1日8時間勤務で1年変形を採用した場合にはどうなるでしょうか。
(ちなみに、1年の勤務日数は280日と仮定します)


8時間×280日=2240時間/年。

2240時間×(7 / 365)≒ 42.95時間/週となります。


これでは、40時間を超えていますから、失敗です。



では、1日 7.5 時間勤務ならどうでしょうか。

7.5 時間 × 280 日= 2100 時間/年。

2100 時間×(7 / 365)≒ 40.27時間/週となります。


これでも40 時間を超えていますから、失敗です(残念ですね)。




今度こそ、3度目の正直で、1日7時間勤務ならばどうでしょうか。


7時間 × 280日 = 1960 時間/年。

1960時間×(7/365)≒ 37.59時間/週となります。


おっ!今度は上手くいきましたね。

1週40時間未満になりましたので成功です。



結論として、1週6日勤務を実施する場合、1年単位の変形労働時間制を使い、1日7時間の勤務時間にすれば、上手くオペレーションが回るということです。


もちろん、変形労働時間制を使う時には、届出を忘れないで下さいね。


山口正博 社会保険労務士事務所
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