2008/08/17【外出する仕事の評価】


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こんにちは。山口社会保険労務士事務所の山口正博です。

今日も、お仕事お疲れさまです。




東京よりも大阪の方が暑いのかという疑問。

心なしか大阪の方が暑いような気がしていたのですが、
これは事実のようです。



大学時代は東京にいましたが、大型休みの時に帰省
すると、両地域の違いがわかります。

大体、2~3度ほど気温が違うらしく、東京が31度
だと、大阪は34度とかになっていたりするものです。
東京の方が気温が低いことが多いですね。


ビルも多くて、人も多くて、東京の方が暑そうなの
ですが、、、

不思議なものです。



このレポートは、定期的に、
コラム形式で、労務管理に役立つ内容を配信するレポートです。

就業規則の作成前に読むのもよし。
就業規則を作った後に読むのもよし。
つまみ食い感覚(?)で読むのもよし、です。




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今日のTOPIC
1:外出する仕事の評価
時間と成果を天秤に
2:編集後記

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1:
■  外出する仕事の評価
■■ 時間と成果を天秤に
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■外で仕事をすると、「線」が引きにくくなる。



外出する仕事は、長時間仕事をする割に、その時間
が一定時間までしか評価されなかったりします。

つまり、12時間勤務したが、8時間分までしか給与
には反映されないというような状況です。


外で仕事をする職種としては、
訪問介護、長距離トラック運転手、相手先企業での
通信機械の保守などがありますね。

これらの仕事は、
移動時間が多い職種の代表例でもあります。


時間に対する評価と成果に対する評価が不均衡
になりがちで、労務評価のバランスが取りにくい
ようです。


移動時間があるので、成果だけで評価するのは
不十分ですし、また、移動時間まで全て勤務時間
として評価するのも不十分です。




■時間と成果のどちらを評価するのか。


会社としては、時間よりも成果を重視したいはず。

移動時間などは仕事とはいえないから、評価には
含めないという扱いにしたいと思うはずです。


一方で、
社員さんとしては、移動時間なども考慮して欲しい
と思うはず。

中には、実際に働く時間よりも、移動時間の方が
長かったりすることもあるようです。


例えば、
通信機器の会社で、台風により遠方の通信機器が
故障した場合、片道3時間(往復6時間)かけて
現地に行き、1時間の作業をして帰ってきた
ような場合。

この場合、1時間しか勤務していないという評価
をするのは、どうも不合理です。

全ての移動時間でなくとも、
通常として要する移動時間を勤務時間とする必要
がありますね。



外回りの仕事では、
携帯電話などで常時連絡が取れる状態ならば、
管理されていると考える場合もあるようです。
判例はこのような考え方をしているようです。

しかし、携帯電話などほとんど全ての人が常時
持っているような状況ですので、常に管理されて
いると判断しないといけなくなります。

管理されているということは、移動時間にもすべて
給与にいれなければいけなくなる。


「携帯電話を持っている=管理されていると」いうのは、
少々アンバランスな結論で、会社にとって不都合です。


10分ごとに、「今どこで何をしているのか」と
会社から社員さんに電話をかけるなどということは
できませんよね。




■どこからどこまでが仕事なのか


完全な成果制だと、長時間労働になる可能性が大きい
でしょう。

しかし、一方で、時間を評価に入れるとなると、
移動時間なども評価対象になってしまう。


外に出て仕事をするとなると、路上に車を止めて
寝ているかもしれないですし、喫茶店でくつろいで
いるかもしれないですし、漫画喫茶で漫画を読んで
いるかもしれません(笑)。

仕事をしているのか休憩をしているのか分らない
ですので、このような時間まで給与の計算に入れる
のは困るという会社もあるはずです。


外で仕事をするならば、
時間評価と成果評価を組み合わせることが必要に
なります。

一般には、
2(時間):1(成果)ぐらいで評価するのが妥当
なようです。



みなし労働時間制で8時間勤務にして、プラス
アルファーで成果評価を加えるようなものですね。

ある程度まで時間で評価して、成果で上乗せすると
いうことです。


確かに言えることは、どちらか片方だけでは、
外で働く人を評価するのは困難だということです。





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>>編集後記

キャンプファイアー。


火を見ていると落ち着くという人がいますが、
あれは理由のあることのようですね。


昔は、狩りを終えてねぐらに戻ってきた男が、
焚き火の炎をじっと見て、その日の疲れを癒して
いたそうです。



それが現代では、リモコンをカチャカチャと操作
する癖に変わっているようです。



男の人がリモコンでひっきりなしにチャンネルを
変えるのは焚き火の炎を見るのと同じなのかもしれません。


女性にとっては実に嫌なことなのかもしれませんね(笑)。



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