book22(15分単位の計算でも正しいわけではない)


■時給制で働く場合、大体の会社では「15分単位」で時間を計算しているはずです。

30分単位での計算はダメだということになっていますが、15分なら良いのかというと、そうでもない。

「10 : 10」に勤務が終わったとすれば、「10 : 10」と計算されてしまい、10分間の分は計算から外れてしまいますからね。就業時間の踏み倒しと言われても反論できません。

本来ならば、1分単位で計算するのが正しいのですが、事務処理の都合で15分単位にしているようです。

 


■この仕組みを意図的に利用している会社もあります。


そのような会社では、終業時刻の10分過ぎぐらいに終わるような仕事の決め方しているようです。

例えば、
20 : 30 までのシフトなのに、いつも 20 : 40 頃になる仕事のスケジュールにしているような場合です。これについては、私も経験があります。

学生時代に、レジの仕事をしている時期です。
必ず、20:30 からレジ締めを行なうので、10分ぐらい時間が必要です。にもかかわらず、その10分間の給与は付きませんでしたね。

 


■時給を60で割れば、1分単位の単価が出ますので、1分単位で時間計算することは難しいことではないはずです。


私はいつも「1分単位」で計算することを企業の担当者さんに勧めています。
働く側にとっては不満になりやすいですから、度々申し上げています。

10分に終わって、5分だけ時間待ちしたり、5分を切り捨てたりするのは、やはり勿体無いですからね。会社にとっても社員さんにとっても。


山口正博 社会保険労務士事務所
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