book369(本当に長時間労働なのか?)
■長時間労働の内訳はどうなっているのか。
残業や長時間労働は、最近ではよく採り上げられるテーマですよね。
「慢性的な長時間労働が続いていた」とか、「毎日残業がある」とか、よく聞く話です。
ただ、「長時間労働の内訳」について調べていることは少ないですよね。
つまり、「どんな仕事をどれだけやっているか」という時間の内訳についてはあまり触れられることはなく、残業や長時間労働という結果を知らせるニュースが多いはず。
「仕事の時間」と「仕事以外の時間」をキチンと分けている人はどれぐらいるのでしょうか。ここでは、いわゆる「ワークライフバランス」のことではなく、「会社での時間の使い方」に焦点を当てています。
特に、ホワイトカラー的な仕事をしている人の時間の使い方が疑問の中心です。
■小休止が多いために長時間労働になっているのかもしれない。
例えば、「1日11時間仕事している」とか「1日13時間仕事している」と半ば自慢する人がいますが、気にするべきはその中身です。
「長時間労働が深刻だ」と問題にするのは良いとしても、「労働時間の中身を調べる」という点にも焦点を当ててみると良いでしょう。
いわゆる単純労働のような仕事ならば、勤務時間に占める仕事の割合も密なはずです。
しかし、知識を使った仕事をしているならば、何が仕事で何が仕事でないかの区別が難しいでしょう。
何か考えているような雰囲気だが、実際には単に居眠りしているだけかもしれませんし、商売について考えを巡らしているような感じだが、実際にはランチに何を食べるかを考えているだけかもしれません。
他にも、喫煙者の人だと、頻繁に喫煙休憩しますよね。喫煙の小休止も労働時間には入っているわけです。
ヘビースモーカーだと30分に1回ぐらい喫煙する人もいますから、小休止の頻度も高いです。これだと、1日で1時間ぐらいは喫煙のために小休止を取っている計算になるはずです。
それだけ小休止を取っていて、「長時間労働が負担だ」というのは変な感じがしますよね。私は喫煙しないからかもしれませんが、喫煙者の労働時間は特に気になります。
喫煙者を槍玉に挙げる意図はないのですが、仕事時間の内訳を調べると、意外と仕事をしていない時間が多かったりするものです。ときには、仕事以外の時間が仕事時間よりも多いこともあるでしょう。
「何が仕事で何が仕事でないかの境界線」が曖昧になってきたという理由もあるかもしれませんね。
