2008/05/30号 【人の付き合いは一生、顧客との付き合いは1回?】

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平成20年5月30日発行
頭脳エクササイズ型メールマガジン

頭脳の資産化を推進する無料メールマガジン。【知恵の杖】
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<第057号>
 山口 正博
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■当メルマガは、

社会に存在する知識と思考を、知恵という資産に変え、
読者の皆さんと共有するためのメールマガジンです。

私は、「企業年金・退職金制度の設計」を専門にしている
社会保険労務士の山口と申します。

何気ない日常から知恵は生み出され、それは常に私達を力強く支えてくれます。
難局を切り開くきっかけは、常に知恵にあります。

「知識の時代」から「知恵の時代」へ。
常に頭を動かし続ける皆様のために配信させていただきます。

皆様の生活やビジネスの現場において、お役に立てると、嬉しいです。

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答え無しの仕事。

山口です。


新聞では、残業代の支払いについての記事が多いですね。

マクドナルドの店長、トヨタのQCサークルなど。


管理職といっても、どこからどこまでが管理職で、どこからが管理職でないか、
この判断はスパッとはできません。

店長=管理職。店長≠管理職。どちらも正しいです。


管理職についての一定の基準はあるのですが、解釈次第で結論は変わります。

言うなれば、
「実務あっての法律」ですから。逆ではありません。


労務管理に限りませんが、
社会保険労務士の仕事は答えの無い仕事が多いものだなあ、とよく感じます。



それでは、【本日の一考】をどうぞ。

┏━【本日の一考】━━━━━━━━━━━━━━━■■━━━━━━━┓
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┗┛人の付き合いは一生、顧客との付き合いは1回?
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●「大切にされていない気がした」


顧客が離反する理由の1位です。
(どこかの調査機関が調査した、「顧客がお店から離れる理由ランキング」
というものがあったと記憶しています。明確には記憶しておりません)

商品やサービスの品質が、離反する最大の理由ではありません。
品質も上位に来ますが、1位ではありませんでした。


「私のこと忘れてる??」と思うと顧客は容赦なく放れる傾向があります。

私達の日常生活でもそうですね。
自分のことを気にかけてくれていないと、人という生き物は、
しょんぼりしてしまうものです。


「良い品質のものを作れば売れるんだ、支持してもらえるんだ」
こういう職人気質を持つ方も多くいらっしゃいますが、
どうも違う様です。




●ご新規さん歓迎。


一般に、お店の側では、
新規顧客だけは異様に大切にするが、既存の顧客に対しては
やけにぞんざいだったりする。


例えば、新規の顧客にだけ、キャッシュバックをしたり、
有利な条件で契約したり、特別なクーポンを渡したりする。


一方で、
既存顧客には特に目立ったことはしない。

最初に利用して、数ヶ月はダイレクトメールも来る。
その後は、音沙汰なし、、、。


確かに、見込みの薄い顧客にはあまり時間を
割けないということなのでしょう。

携帯電話の契約も、2年を過ぎたらどうなるのでしょう。
2年間は端末購入の補助金が出ますが、では、2年以上の契約
では何かメリットがあるのでしょうか。

長期契約者ほど優遇すべき(基本料金を割り引くなど)なのでしょうが、
実際は必ずしもそうなっていません。
2年以上同じ端末を使うことは、
あまり想定していないのかもしれませんね。


身の回りのことを振り返ってみると、ビックリするぐらい、
既存の顧客を大切にしていないものだなあ、と感じますね。

自分も気をつけねば(汗)と思っています。




●付き合うコストは僅か。


従来、通信サービスは、「遅い、カネがかかる」のが通常であった

今現在のように、メールなどありませんでしたから、
連絡するには、電話や葉書、手紙などを使っていました。

この環境で、顧客と関係を継続しようとすると、
費用が大きくかかりました。

何だか、随分と昔のことのように思えます。



しかし、今では、通信インフラも充実し、顧客と接触する費用は、
限りなく低くなっている。

メール、電話、Fax、電子ニュースレター、、、
ボイスメールやスカイプ電話、チャット、動画共有、、、

などなど、情報発信の手段は、非常に多岐にわたります。


メールの送受信コストなどは、実質的にはタダみたいなものです。
無料で電話ができるなんて、10年前には全く想像できませんでした。


この環境ならば、顧客と関係を継続しようとしても、
費用は相当抑えたものにできるのではないでしょうか。




●生涯顧客をつくる。


80:20の法則というものがあります。一般的には、
パレートの法則と言うようです(厳密な意味でのパレートの法則とは
違うようですが)。


「重要な20%に集中して、80%成果を生み出す」


従来だと、20%に資源を集中投資することで、80%の成果を
生み出すことが当然とされ、残りの80%のセグメントは、
費用的にペイしないので力を入れない。



しかし、今では、もっと広範にフォローできるはず。

通信コストが非常に低いので、従来では取りこぼしていた
顧客セグメントまで手を伸ばすことができる。
70:30とか、60:40も可能ではないかと思えます。


これだけ容易に、顧客に接触できるのに、使わないのは実に勿体ない。

顧客というものは、ずーっと接触していれば、戻ってくることも大いにあります。

1回でも取引してくれたならば、ずーっと関係を保てば良いのです。
生涯の顧客を作れば、ビジネスも随分と楽になると思います。




●関係性を保ち続けるだけ。


人は、チョットしたことでも嬉しいもの。
と言うよりも、チョットしたことが最も嬉しかったり
するものです。


お互いに忘れられない関係を築けば、お互いに楽になる。




■■■終わり■■■

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