book13(分単位での時間管理)
30分未満の切捨てはダメとなっていますが、
では15分未満なら切り捨ててよいのかというと、そうでもない。
今現在は、15分単位で時間管理することが認められていますが、あくまで便宜的なものでしかありません。15分単位で計算し、10分を切り捨てても良いかと言われれば、良いとは言えません。
分単位で、タイムカード等を使って管理しているわけですから、管理できないということはないでしょう。と同時に、賃金も1分単位で支払うのが妥当です。
そのような処理では事務が複雑になる、という意見もあるかもしれません。
しかし、意外と、細かいことで働くモチベーションというものは低下するものです。
「5分前出勤、5分後退勤」などとしてしまうと、トータルで10分の未払い時間が発生しますね。
私も経験がありますが、5分前に出勤させて、終業時には明らかに終わらない作業を任せられる。その結果、5分から10分オーバーで仕事が終わる。はみ出した時間分の賃金は払わない。これを意図的に行っている企業もありますので、注意が必要です。
当然ですが、1分単位で賃金を支払っていれば、別に5分前でも、10分遅れで退勤しても構わないでしょう。
時間単位で働いているならば、正社員であっても、1分単位で支払うのが望ましいでしょう。
ちなみに、15分単位で時間管理していると、15分というキリのいい時間までわざわざ時間を延ばす社員が発生してしまいますので、企業側にも損があります。
キッチリした方が結局はトクということです。
