確定拠出年金とは、企業もしくは個人が「一定の掛金」を拠出し、加入者である個人が自らの裁量と自己責任において運用の指図をする確定拠出型企業年金制度です。別名、「日本版401K」とも呼ばれます。
従来の企業年金制度のように従業員の資産持分が不透明な制度ではなく、確定拠出年金では各加入者の年金資産額を常に把握でき、内容もクリアになります。また、比較的規模の小さい企業でも導入が容易であり、5人未満の企業などでも、「個人型」の確定拠出年金を利用することも一考です。また、企業型確定拠出年金であっても総合型のプラン(他社の確定拠出年金規約を利用して、制度設計するプラン)を利用すれば、さらに導入は容易になるでしょう 。
確定拠出年金制度では、掛金を拠出すれば、企業には債務は残りません。いわゆる、退職給付債務が将来において発生する心配はありません。それゆえ、将来時点での企業の財務キャッシュフローを圧迫しません。
確定拠出年金は、長期雇用型の企業には向かないとの意見もあります。しかし、掛金の拠出方法や拠出額を細かく規定することで、勤続期間に左右されない中立的な制度にできますし、一方で、勤続期間や役職を考慮した上で掛金を決定することも可能です。
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